① 子ども向けだけど、大人もハマる冒険ストーリー
兄妹のジャックとアニーが、魔法のツリーハウスから時空を旅して、
恐竜時代・古代エジプト・ナイトの城・タイタニック号など、
実際にあった世界の歴史とファンタジーが絶妙に融合した冒険物語。
冒険かつ、大人も考えさせられる哲学的な示唆に富んでいます。
例えば、Problems makes us focus our energy.
They can help us think more sharply and act more swiftly.
問題は、エネルギーを集中させてくれるもの、問題があると、わたしたちはもっとよく考えるようになったり、すばやく行動できるようになったりするんだ。
大人になると、問題は面倒だからできるだけ避けたい、と考えがちですが、問題こそが我々を成長させてくれるもの、だったりします。
他にも哲学的で、シンプルな英語表現が、物語に沢山含まれており、日々の生活で慌ただしくしている大人にも、人生の本質を改めて問い、気づきを与えてくれます。
② やさしい英語で“読める楽しさ”が実感し継続できる
- 英検3級前後の人にぴったりの語彙と文法
- 1冊5,000語~10,000語前後、短い章で区切られていてテンポよく読める
- 会話が多く、リズムも軽快
- 50冊以上有り、多読に必要な量を確保しやすい。
絵本のように薄くシンプルだと、読みやすくはあるものの、洋書を読んでる感じはしません、が、
この長さだと、「私にも洋書が読めた!」という自信がつき、もう少し続けてみよう、となりやすいです。
③ 同じ単語が繰り返し出てくるから、語彙が自然に定着する
シリーズを通して出てくる表現が多いため、
1冊目でわからなかった単語も、2冊目、3冊目で「あ、また出てきた!」と覚えやすい。
辞書に頼りすぎず、“感覚でわかってくる”読書体験がうれしい!
④ 歴史や科学、文化への興味も自然と広がる
物語は、ファンタジー要素だけでなく、実在する出来事や人物や場所がたくさん登場します。
例えば、松尾芭蕉、レオナルド・ダ・ヴィンチやエジプトのファラオ、アレキサンダー大王、古代ローマ、南極探検、アメリカ独立戦争、パリ万博、などなど。
登場人物や場所が、実在の場所の場合がほとんどで、英語で読んでも時々知らない単語があってもイメージしやすいです。史実とフィクションが絶妙に混ざり、物語に引き込まれます。
英語を通じて世界を学ぶ感覚が芽生え、
「英語の勉強」ではなく「世界への好奇心」が育つのが魅力!子ど向けのファンタジーはちょっとな、と思う方にも入りやすい物語です。
⑤ シリーズだから“読み続けたくなる”仕掛けがある
1冊読み終わったころには、「次の冒険はどこ?」とワクワク。
50冊程度ありますが、主人公やメインの登場人物が限られているため、
シリーズが進んでも混乱せず物語に集中できる。
自然と“読む習慣”が身につくシリーズです。
読むこと自体が楽しくなる、1巻は5000語程度なのですが、シリーズ後半になると、1巻あたりの語数も10,000語程度になりますが、楽しくてどんどん続けたくなります
→ 気づいたら英語力もアップ!
Magic Tree House は、英語多読を楽しく、深く、続けさせてくれる“魔法の本”です。