ブラッシュアップライフ

ゼロから始める洋書多読入門

「英語の本を読んでみたいけど、どこから始めればいいの?」
私も最初そう思ってました。そこで今回は、挫折しにくくて続けやすい洋書多読の始め方を、ご紹介します。

① まずは児童書からスタート。目標は100万語!

いきなり分厚いペーパーバックに挑戦するのは、正直キツいです。私は過去に何度かこれで挫折しました、易しいレベルとおススメされてるペーパバックでも私にはキツかったです(苦笑)


なので、まずは英語圏の児童書、辞書無しで読めるレベルから始めました。目標は100万語

1冊あたり約5000語で、ざっくり200冊くらい。…と聞くとそんなに?!と多く感じるかもしれませんが、好きなジャンルの児童書を選べば、楽しくサクサク読めることが分かりました。もし、好きなジャンルが何か分からない方には、伝記がおススメです。既に知っている人物から開始すると、ストーリーを追いやすいです。

英語多読におすすめ!初心者でも楽しく読める4つのシリーズ紹介

② 洋書って高くない? → 図書館+Audibleで解決!

「洋書って100万語分を毎回買うと出費がかさむ…」と思う方も多いかもしれません。
そんなときは、まず図書館で紙の本を借りてくるのがおすすめ。意外と洋書コーナーが充実していたりします。

さらに、Audible(耳で聴くオーディオブック)と組み合わせると最強。
読む+聴く+音読+気に入った表現を書く(&話す)で、読む・聴く・話す・書くの4技能をまんべんなくカバーできるし、コスパも良し!

Amazonプライムの無料体験に登録すると、Audibleの対象コンテンツが聴き放題になるんです(※聴き放題対象タイトルのみ)。

動画や音楽も見放題・聴き放題だったり、Audibleの一部も無料で楽しめたりと、英語多読との相性も◎

たとえば、図書館で借りてきた洋書を手元に置きつつ、Audibleで同じ作品を聴くと…
「読む・聞く・音読する」のトリプル練習が一気にできてしまいます!

まずは30日間無料なので、
「とりあえず試してみようかな?」くらいのノリでOKです。
英語だけじゃなく、日常もちょっと便利になりますよ〜。

③ 「読んでみたい」が正解。スラスラ読める本を選ぼう!

英語多読は、テストのためじゃなく自分の興味のための読書です。
「TOEICに出そう」「英検に良さそう」(←かつての私でした、笑)よりも、

「読んでみたい!」「なんか面白そう!」という気持ちを大切に。

そして、なんとなくつまらないな、と感じるならば、完璧に読み切ろうとせずに、別の本へ。

日本語の本でも、一字一句分かって読んでる訳でもなく、著者の意図を100%理解して読んでる訳でも無いです。また、面白くてページがどんどん進む本と、そうでもないなと感じたらその本を読むのは止めてると思います(私だけ?)。英語の本でも同様で、完璧に読み切らなくてもOK。

そして、レベルも大事。
辞書なしでなんとなく意味がつかめる、スラスラ読めるレベルの本がベストです。
完璧を目指すより、「続けられる」ことを優先で◎

④発音だけはちょっと別で練習を

英語多読で語彙や文法は自然と身につくけれど、発音だけはちょっと別物
私は「SpeakELSA」というサイトで、発音が分からない単語の発音チェックをしています。
発音がわからないと読むペースが落ちてしまうので、ときどき確認するだけでもかなり違います無料版だけでも、お手本の発音と、自分の発音を録音して、母音、子音レベルでAIが点数をつけてくれますので、どの音が発音できていないのか明確にわかりますし、できるようになるまで何度も練習できます。

How to Pronounce MIRAGE in American English | ELSA Speak

Practice pronunciation of the word mirage with ELSA advanced technology and say mirage like Americans.

④ アウトプットする:声に出す・話してみる

読んでいて「この表現いいな」と思ったら、メモして声に出して読んでみるのがおすすめ。
口に出すことで、自然と記憶にも定着しやすくなります。

さらに、慣れてきたらChatGPTにその表現を使って英語で話しかけてみるのも◎。
「こんな言い回し使ってみたよ」だけでも立派なアウトプット!
間違えても誰にも聞かれてないし恥ずかしくない、英語でちょっとつぶやいてみる感覚で、気楽にやってみましょう。

⑤ 100万語ってどうやってカウントするの?

「100万語って、どうやって数えるの?」と思った方、ご安心を!
語数を記録できるアプリがあります。タイトルや語数を入れておくだけで、どんどん積み上がっていく仕組み。

これがまた、地味に嬉しいんです。
「あと○万語!」と数字で見えると、モチベーションが上がるし、
なにより、英語がスラスラ読めるようになるだけじゃなく、目標をコツコツ積み上げていく自分にも自信がついてくるんですよね。

‎洋書多読ログ

‎モチベーション高く多読に取り組みたい方いにおすすめのアプリです! 多読ログは、洋書多読を通じて語学力を向上させるための補助アプリです。 このアプリでは、読んだ本の日付と読んだ語数を簡単に記録することができます。また、これまで読んだ語数をグラフで表示できるので、自分の進歩も簡単に確認できます。 ...

⑥ 100万語読んだら、いざペーパーバック!

100万語くらい読むと、英語に対する自信もかなりついてきます。
そしたら、やさしめのペーパーバックに挑戦してみるのもアリ!

読み進めてもし「ちょっとキツイ、挫折しそう」と感じたら、また児童書に戻って大丈夫。
むしろ一度ペーパーバックを試すと、「児童書って読みやすい!」と実感できるはず。それも立派な成長です◎

The Alchemist (English Edition) ― 英語多読初中級者におすすめの一冊

最後に。

洋書多読は、まずは、何万語読む!という現実的で計測しやすい目標を決めて、自分のペースで、楽しく気長に続けるのがコツです。
「読んでみたい」って気持ち、大事にして、
まずは1冊、気になる本からスタート。
Amazon Audible聴いて、音読して、気になったフレーズでChatGPTに話しかけてみる◎

英語の本が「読める!」って感覚、クセになって、あっという間に何百万語も到達します。

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