人生はすべて、選択の積み重ね。

介護にかかる主な費用まとめ

① 公的介護サービスの自己負担(原則1割〜3割)

介護保険が適用されるサービス(訪問介護・デイサービスなど)には、
かかった費用の1~3割を自己負担します。

要介護度月の利用限度額(※1割負担の場合)自己負担の目安
要支援1約5万円(5,003円)約5,000円
要支援2約10万円(10,473円)約10,000円
要介護1約17万円(17,030円)約17,000円
要介護2約20万円(19,880円)約20,000円
要介護3約27万円(27,048円)約27,000円
要介護4約31万円(30,938円)約31,000円
要介護5約36万円(36,217円)約36,000円

※限度額を超えた分は全額自己負担になります。

💡1割負担:年金・収入が一定以下の人
2~3割負担:年収の高い人(おおむね年収280万円以上〜)

② 介護保険外の実費(自己負担100%)

介護保険が使えないサービス・費用もあります:

  • おむつ・介護用下着など日用品
  • ベッドや車椅子などの購入(保険適用外のもの)
  • 通院の付き添い、車いす用の車で送迎(保険外ヘルパー)
  • 施設入居時の入居一時金・管理費
  • デイサービスの食事代やレクリエーション費 など

👉月1~3万円ほどかかるケースが多いです。内容によってはもっと増えることも。

③ 介護施設の費用(入所する場合)

施設の種類によって大きく異なります。

施設の種類月額費用の目安(自己負担)
特別養護老人ホーム(特養)約8~15万円(人気・入居待ち多)
介護老人保健施設(老健)約8~13万円(原則3~6か月)
サービス付き高齢者住宅約12~25万円(自立〜軽介護向け)
有料老人ホーム約15~30万円以上(ピンキリ)

※地域やサービス内容、要介護度によっても変わります。

補足:高額介護サービス費制度(負担が一定額を超えたら返金される)

介護費用が一定額を超えると、**後日払い戻し(払い戻し上限:月あたり)**される制度もあります。

所得区分(目安)月額上限額(自己負担)
一般(多くの人)約18,000円
低所得者約8,000円 or 15,000円
高所得者約37,200円

まとめると…

  • 基本の介護サービスは 1~3割負担(限度額あり)
  • 介護保険が使えない実費もそこそこかかる(1~3万円/月くらい)
  • 施設入所の場合は 月15万円以上 になることも
  • 負担が重くなりすぎたときの 補助制度(高額介護サービス費) もある

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