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英語多読おススメ Judy Moody Predicts the Future

Judy Moody Predicts the Future

Judy Moody ate one, two, three bowls of cereal. No prize. She poured four, five, six bowls of cereal. Nothing. Seven. Out fell the Mystery Prize. . . . Judy definitely has a mood for every occasion. And now she has a mood ring to prove it!

アメリカの小学生の Judy Moody(ジュディ・ムーディ)のシリーズ、第4巻。
感情の起伏が激しく、ちょっと短気で“ムーディー”なところもあるけれど、ユニークな発想と行動力でまわりを驚かせるタイプ。
何かに夢中になると止まらないエネルギーを持ち、弟の Stink(スティンク) と仲良くケンカしながら、日々成長中。

ジュディは、シリアルを7箱買うともらえる“ミステリープライズ”に挑戦し、手に入れたのは「ムードリング」。指にはめると色が変わり、その色で気分を占えるというものです。紫ならJoyful(楽しい気分)、赤ならRomantic(ロマンチック)など、説明書き付き。

さらに図書館で、アメリカの有名な予言者・ジーン・ディクソンの本を読みます。彼女は、ある朝卵を見て、ケネディ大統領暗殺やアラスカの大地震を予言し、見事的中させた人物だと知ります。

ジュディも「私も未来を予言できる人になりたい!」と決意。さらに、枕の下に本を置いて眠るだけで全ての単語を覚えたという“眠れる予言者”と呼ばれる青年の話にも刺激を受け、早速自分でも実験してみることに…。

…もちろん、結果は大失敗。テストは散々で、返却された答案にはquill pen(羽ペン)のスタンプが。これは「You have more work to do(もっと勉強しなさい)」という意味の、先生からの優しいお叱りの印でした。

それでもジュディは諦めません。ユーモアあふれる方法で未来予言者になろうと奮闘し、日々の出来事を観察し続けます。そして最後の最後、ついにある出来事を的中させるのです。

Everybody played a part in their own future, and the future was looking brighter already. From now, Judy would take the future into her own hands and there was no time like the present to get started.
(誰もが自分の未来を形づくる一員であり、未来はすでに明るく見えていた。これからはジュディ自身が未来を自分の手に取り、今こそ始めるときだった。)

物語は、占いの話から「自分で未来を切り拓く」という前向きなメッセージで締めくくられます。

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