〜英語で出会う「忍者の日本」〜
人気児童書シリーズ『Magic Tree House』の第5巻『Night of the Ninjas』では、主人公のジャックとアニーが、なんと忍者の時代の日本にタイムトラベルします。
シリーズは、1巻が恐竜時代、2巻が中世イングランド、3巻が古代エジプト、4巻が海賊たちの時代と続きます。その流れで「忍者の日本」が登場するのを読むと、英語圏の子どもたちにとっても忍者は、恐竜やピラミッド、海賊と並ぶくらい魅力的な存在なのだなと感じられて、ちょっと嬉しくなります。
物語の中では、こんなふうに紹介されていました:
“Historians believe that ninjas lived in Japan between the 14th and 17th centuries.”
歴史家たちは、忍者は14世紀から17世紀のあいだに日本で活躍していたと考えています。
“The samurai were fierce Japanese fighters. They carried two swords to cut down their enemies.”
侍は勇ましい日本の戦士でした。敵を倒すために、二本の刀を身につけていました。
英語の文章を通して、忍者や侍がどう語られているかを知るのも面白く、ちょっと新鮮な気持ちになります。自分が当たり前だと思っていた日本の歴史や文化が、別の視点からどう見えるのか。それを楽しく感じられる一冊でした。
英語多読の入門としてもおすすめ。身近なテーマが登場するので、楽しみながら読み進められます。