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英語多読おススメ Magic Tree House #50 Hurry Up, Houdini!

Hurry Up, Houdini! (Magic Tree House: Merlin Missions Book 22) (English Edition)

The #1 bestselling chapter book series of all time celebrates 25 years with new covers and a new, easy-to-use numbering system! Abracadabra! Jack and Annie are on a mission for Merlin the magician. They’re looking for a secret of greatness from the best escape artist that ever lived, Harry Houd…

Magic Tree House シリーズは、英語圏の児童向けの優しい英語でストーリーが進みつつ、大人も考えさせられる哲学的な示唆に富み、約50冊あるので、英語多読におススメです。

今回のミッションは、1900年代初頭のアメリカ・ニューヨーク。
そこで出会うのは「脱出王」として名を馳せた奇術師、ハリー・フーディーニです。

フーディーニは「不可能を可能にする男」と呼ばれ、現在でも「アメリカで最も有名な奇術師」といわれるほど、マジックの代名詞的な存在になっています。

彼の妻ベスはこう語ります。

He practiced and practiced and practiced.
Those skills did not come naturally to him.
They came from hard work and more practice than most people could endure.

「彼は毎日、何度も何度も、練習をくり返したの。
その力は、生まれつき持っていたわけじゃないのよ。

あきらめずに努力を重ねて、ほかの人なら耐えられないくらい練習して…
だからこそ、あんなにすごい魔法みたいな技ができるようになったのよ。」

この巻のテーマは “secret of greatness”。
フーディーニとの交流を通じて、ジャックとアニーが見つけたのは「偉大さとは努力と忍耐の積み重ね」だということでした。

マジック・ツリーハウスシリーズは児童書ですが、冒険物語に終わらず、最後には必ず人生の教訓が織り込まれています。
大人が読むと、「シンプルな真理」に立ち返らせてくれる一冊だと感じます。

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