🌱 最初は「やさしい英語」でOK!
英語多読では、難しい本に挑戦しないのが鉄則です。
「辞書を引かずに、わかるところだけで楽しむ」
それが英語を英語のまま理解する力につながります。
たとえば…
- 📘 Magic Tree House(5,000〜7,000語/冊)
- 📙 Who Was…?(7,000〜9,000語/冊)
こういった小学生向けの本を100冊くらい読むと、英語が自然と読めます。(一生懸命読むのではなく)
📈 なぜ「100万語」が目標になるの?
多読の世界では、よくこんなことが言われます:「100万語読んだら、世界が変わる」
これは大げさじゃありません。
100万語=子ども向けの英語本を100冊以上読む量。
それだけ読むと…
- よく出てくる単語が身につく
- 英語の語順や感覚が自然に入ってくる
- 読むスピードが上がる
- 辞書なしでも意味がわかることが増える
つまり、「英語を訳さずに読める」状態になってくるんです。
100万語って聞くと「うわ、ムリ」って感じるかもしれませんが、分ければ全然いけます!分けても効果あります!
💡おすすめプラン(半年〜1年)
期間 | 週の語数目標 | 1日の目安 | 1年間で読む語数 |
---|---|---|---|
半年(約26週) | 約38,500語/週 | 約5,500語/日 | ≒ 100万語 |
9ヶ月(約39週) | 約26,000語/週 | 約3,700語/日 | ≒ 100万語 |
1年(約52週) | 約19,200語/週 | 約2,700語/日 | ≒ 100万語 |
→ 無理のない範囲でコツコツ積み上げられます!
例えば、Magic Tree House シリーズ総合計(2025年時点での55巻分)
シリーズ | 巻数 | 合計語数(目安) |
---|---|---|
Original(#1–28) | 28冊 | 約168,000語 |
Merlin Missions初期(#29–35) | 7冊 | 約56,000語 |
Merlin Missions後期(#36–55) | 20冊 | 約220,000語 |
合計 | 55冊 | 約444,000語 ✨ |
ポイント
- 全巻読破で約44万語というのは、英語多読の「100万語チャレンジ」の4割以上をカバーできます!
- Merlin Missionsになってくると、1冊が1万語程度にはなりますが、読み慣れながら量をこなせる」のが大きな魅力。
例えば、Who Was…? シリーズ 全巻 合計語数(推定)
2025年現在の既刊数:約220冊以上(*Who Was…?*に加え、What Was…?, Where Is…?, Who Is…? などの姉妹シリーズを含む)
1冊あたり:約7,000〜9,000語
平均:約8,000語前後
巻数 | 平均語数 | 合計語数(目安) |
---|---|---|
50冊 | 8,000語 | 約400,000語 |
100冊 | 8,000語 | 約800,000語 |
全巻(約220冊) | 8,000語 | 約1,760,000語✨ |
ポイント
Who Was…? 50冊読むだけで:約40万語
→ Magic Tree House シリーズ、Who Was…? シリーズ、この2シリーズだけで80〜100万語近く積めます!
この2シリーズは、お近くの図書館に置いてある可能性も大で、費用もそれほど掛けずに、100万語をできるかもしれません。
語数のカウントはどうする?
多読本には「総語数(word count)」が表示されていることが多いです。
アプリ(洋書多読ログなど)を使って記録すると便利です。
https://apps.apple.com/jp/app/%E6%B4%8B%E6%9B%B8%E5%A4%9A%E8%AA%AD%E3%83%AD%E3%82%B0/id6446930619
🌟 100万語の先にあるもの
100万語チャレンジは、英語学習の「筋トレ」。
毎日少しずつでも積み重ねれば、その効果は絶大です。
例えば1日たった15分×2回のスキマ時間で、「シンプルでやさしい英語」をコツコツ読む。それだけで、確実に読める英語力が育っていきます。
最初は「100万語なんてムリ!」と思っていたあの数字が、やり切った瞬間には圧倒的な達成感、パワーワードに変わります。
「自分にもできた!」という経験は、自信となって、これからの英語学習の軸になります。
そしてその先に待っているのは——
本当に読みたい英語本を、自分の力で選び、自由に楽しめる世界。
やさしい英語をたっぷり読むことで、英語は勉強から「冒険」に変わります。
あなたの英語読書は、ここから本当のスタートです!