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英語多読 Magic Tree House #40 魅力

英語多読におススメMagic Tree House、40巻、 ジャックとアニーが「幸せの秘訣」を探す旅の最終章です。​彼らは魔法のツリーハウスに導かれ、未踏の大陸・南極へと向かいます。​

南極での冒険:未知への挑戦

ジャックとアニーは、南極の研究基地マクマード・ステーション近くに降り立ちます。​極寒の地で彼らは、ペンギンの群れや氷の洞窟、そして活火山エレバス山など、過酷な自然環境に直面します。​この冒険を通じて、彼らは自然の厳しさと美しさ、そして生命の尊さを実感します。

ペンギンとの出会い:共感と思いやりの大切さ

物語の中で、ジャックとアニーは皇帝ペンギンの群れと出会います。​彼らはペンギンたちの生活を観察し、親子の絆や協力の大切さを学びます。​また、ペンギンたちが直面する困難を目の当たりにし、他者への共感と思いやりの重要性を再認識します。

「幸せの秘訣」は、誰かを思いやること

物語の終盤、Morganが語ります。

“Taking loving care of another can make one very happy,” she said.
“Like other tree secrets, it helps us look outside ourselves.
Then we can better see all the gifts the world has to offer.”

「誰かを愛情を持ってお世話することは、自分自身をとても幸せにしてくれるのです、と彼女は言いました。それは私たちが自分の殻から外に目を向ける手助けをしてくれます。
すると、この世界が与えてくれているたくさんの贈り物に、より気づけるようになるのです。」

そして、ジャックもこう気づくのです。

“Yeah, taking care of Penny really took my attention off myself,” said Jack.
“I forgot about a million things I was worried about.” 

「うん、ペニー(子ペンギン)の世話をしてたら、自分のことを考える余裕なんてなかったよ」とジャックは言いました。
「心配してたことが、百万個くらいあったのに、全部忘れてた。」

誰かのために何かをしているときって、自分の不安や悩みから自然と解放されること、ありますよね。素敵な気づきが詰まったセリフです。

誰かのために手を差し伸べると、自分の心も満たされる

『Magic Tree House #40』が伝えてくれるのは、
本当の「幸せ」は、自分の世界に閉じこもっていては見つけられない、ということ。

命のきびしさに満ちた南極で、
JackとAnnieは「誰かのために動くこと」が自分の心を癒すことを知ります。

視線を内側から外側へ――
誰かを想うこと、誰かを大切にすることそれが、いちばん身近な幸せの形

優しい英語で、「幸せとは何か?」を改めて考えるきっかけとなる物語です。

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