毎日の買いものは社会とつながっている!
「買える」を「変える」を提案する
縫製工場の多い、バングラディシュという国で働く人たちの給料は1か月約7000円。米25kg 3000円、スラム街の家賃3000円、お米を買って、家賃を払えばお金はほとんど残らない。
服に必要な綿をつくるには、大量の水と大量の農薬が必要。飲むはずの水がなくなり、農地が痩せほそる。そんなにたくさんの問題を作り出してつくられた服は、1年以内にほとんどが捨てられる。
ひどい環境で働かせて、大地を傷つけて、たくさんのお金をつかって、結局それをすぐ捨てて。いったいこれって、誰がしあわせになってるの?
(本文より)
もとを辿れば自分たちの、もっともっともっと!という日々の「選択」の延長線上にある。何のために何を買うのか?
やさしくわかりやすい言葉とイラストで、気がづかせてくれる本。買える、を、変える。