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50歳からは、「これ」しかやらない 1万人に聞いてわかった「会社人生」の上手な終わらせ方 大塚 寿 (著)

50歳からは、「これ」しかやらない 1万人に聞いてわかった「会社人生」の上手な終わらせ方

Amazon.co.jp: 50歳からは、「これ」しかやらない 1万人に聞いてわかった「会社人生」の上手な終わらせ方 (Audible Audio Edition): 大塚 寿, 川上 晃二, Audible Studios: Audibleオーディオブック

学校を出てからずーっと会社員として働いてきた、50代(たぶん40代後半もアリ)向けの本です。
「会社人生の終わらせ方」ってちょっと重く聞こえるけど、内容は軽やかで、前向きになれるアドバイスがいっぱいでした。

私にとって特に印象に残ったポイントをざっくりご紹介します。どれもすぐに実行できそうです。

■ 名刺がなくても自分を語れるように

会社の肩書きや成功体験、実績ではなく、どんな趣味があるか、どういった分野に興味がある人物なのか、語れるようにする。
「すごい自分」「出世話」をまるで面接の様にアピールするんじゃなくて、むしろ失敗談を面白おかしく話せる方が共感持を持たれる。

■ コミュニティは「ゆるく」つながる

いくつか(目安は5つくらい)のコミュニティに入って、気が乗らなくなったら抜けてもOK。
大事なのは「ゆるさ」と「気楽さ」。
カイシャ的リーダーシップは手放す。売上達成!などの共通目標があるわけでなく、ただ楽しみたい気持ちで皆が集まる。

それと、いつも同じで居心地がいい場所ばかりだと刺激がなくなるので、ひとつは「ちょっとアウェーかも」って思うコミュニティに、あえて飛び込んでみるのが◎。

■ 趣味はインドアとアウトドア、両方持とう

50代以降は、アウトドアだけだと思わぬ病気やケガでできなくなることもあるし、インドアだけだと筋力が落ちやすい。
両方持っておくと安心です。

これはまさに父親がそうでした、ずっとアウトドアの趣味しかなく、65歳で思わぬ病気でアウトドアが出来なくなってしまった時にショックで、うつ病になってしまいました。

家の中でできること、外でできること、両方あったら良かったのかも、と思いました。

■ とにかくアウトプット!

SNSに投稿してアウトプット。誰かに見てもらえたらベストだけど、記録するだけでもOK。
書き出すと頭がスッキリして新しいことが入ってくるし、後で見返して気づくこともあります。

ノーベル賞作家のヘミングウェイも、毎日書いた文字数をメモしてたらしいですよ。
食べたものや読んだ本、ちょっとした出来事でもいいので、どんどん「出す」習慣を。

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