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英語多読おススメ Magic Tree House #8: Midnight on the Moon

Magic Tree House シリーズは、英語圏の児童向けの優しい英語でストーリーが進みつつ、大人も考えさせられる哲学的な示唆に富み、約50冊あるので、英語多読におススメです。

「Magic Tree House」が英語多読におすすめな理由

この8巻で、ジャックとアニーは未来へ旅をします。到着したのは、2031年の月面。そこには「Moon Base(月の基地)」があり、アメリカの旗や人類最初の足跡が残っていました。

No wind would ever blow the message away. No rain would ever fall on it. It would be there forever, unless someone moved it.

風も雨もない月。だからこそ、残された足跡は永遠に消えない。その「永遠」という言葉に、ジャックはふと目まいを覚えます。変わらないことの重みが、宇宙の静けさとともに迫ってくるのです。

そして、地球に戻ったとき、ジャックはこう気づきます。

Home was Earth, that bright, colorful world where everything was alive and always changing.

地球は、生きていて、いつも変わっている。そのことが、どれほど素晴らしいのか。宇宙の静寂と比べるからこそ、地球のいのちや変化が、いっそう尊く感じられます。

シンプルな英語で書かれた一冊ですが、「変わりゆくことは嬉しいこと」という深い気づきがあります。宇宙の中に浮かぶ青い星・地球の神秘に、あらためて考えさせられる、そんな印象的な一冊でした。

Midnight on the Moon (Magic Tree House Book 8) (English Edition)

The #1 bestselling chapter book series of all time celebrates 25 years with new covers and a new, easy-to-use numbering system! Three …two…one…BLAST OFF! The Magic Tree House whisks Jack and Annie off to the moon-and the future. Their mission? To find the last “M” thing that will free Morgan fr…

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