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トップ選手だけが実行している練習法とは?

超リアルな行動心理学

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「トップ選手だけが実行している練習法とは?」
そんなタイトルのポッドキャストを何気なく再生したとき、思わず膝を打ちました。

紹介されていたのは、オリンピック金メダリスト・荒川静香選手のエピソード。
彼女は、あるジャンプを「2万回」も練習したのだそうです。

2万回。
それはつまり、2万回ジャンプして、2万回転ぶということ。世界トップの選手が、全力でジャンプし、転び、また挑戦し続ける。
想像するだけで、どれだけ痛くて、つらくて、心が折れそうになるか
・・・

でも、「できないこと」と向き合い続けたからこそ、あの金メダルがある。
そう思うと、ふだんの自分の練習や学びの姿勢についても、とても考えさせられました。

「できないこと」こそ練習すべきなのに…

たとえばピアノの練習。
私はつい、うまく弾ける部分ばかり何度も弾いてしまいます。気持ちがいいし、「できる感」があるから。
でも、実際に上達が必要なのは、つっかえるところ、間違えるところのはず。そこを避けていては、いつまでも変わらない。

勉強も同じです。
チェックテストをやると、できたところにばかり目がいってしまいます。「ここは正解だった」と安心して、何度も見返したり。
でも、時間をかけるべきは、間違えたところ。そこにこそ、自分の課題があるのに、つい心地よい「できたところ」に引っ張られてしまう。

文字にすると当たり前。でも、できていない

こうやって文字にしてみると、「そりゃそうだよね」と思います。
できないところを練習すべきなんて、言われなくてもわかっている。

でも、実際の行動を振り返ると、できていない。
苦手な部分は後回しにしたくなるし、成功体験のある部分ばかりに時間を使ってしまう。
だからこそ、金メダリストたちの「できないことを2万回やる」姿勢には、胸を打たれるのです。

成長とは、心地よさの外側でしか起こらない

「できる人」とは、間違えたところを繰り返し練習できる人。
自分の弱さや未熟さから逃げずに、そこに真正面から向き合える人なんだと思います。

成長って、楽な道ばかりを歩いていては起こらない。
ちょっとしんどいこと、ちょっと面倒なこと、ちょっと恥ずかしいことを、ひとつずつ受け入れて超えていく。

成長とは、心地よさの“外側”でしか起こらない。

当たり前っちゃ当たり前なんだけれどもつい忘れてしまうことを、優しく丁寧に語り掛けてくれるポッドキャストでした!無料で聴けます。

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