ブラッシュアップライフ

池上彰の未来予測 After 2040 (著)池上彰

池上彰の未来予測 After 2040

あなたは16年後の自分を想像できますか? あなたが今40歳なら、56歳。定年退職がそろそろ見えてくる時期です。 定年後、人生の節目を迎えてなお社会や家族から見放されないためには、 過去の出来事から未来を予測し、今から準備をする必要があります。 とはいえ未来を考えると、暗い将来ばかりを思い描いてしまいがちです。 たとえば円安がこれからさらに進み、 …

この本には、仕事や教育、自然災害、暮らし、健康といった分野の未来に関する「なるほど!」と思える知識がたくさん詰まっています。しかし、読んでなるほど!と思っただけではなかなか自分事として捉え、具体的な行動につなげるのは難しいと感じました。

それでも、やはり未来を他人事として受け止めるのではなく、自分事として少しずつ行動に移すことはできます。以下のような視点で日常や社会との関わりを意識し、行動しようと思います。

社会制度や健康に関心を持ち、意見を発信する


 個人の能力だけでなく、現在の自民党の政策(例えば、配偶者控除や扶養控除による年収の壁など)が働き方や生活に影響を大きく与えています。また、新薬や高額医療の登場により医療費は上昇し、国の財政への影響も避けられません。こうした背景を理解し、社会制度やその歴史に関心を持ち、自分の意見を整理して発信したり、投票を通じて参加することが、少しずつ自分の未来を変える第一歩になります。

人間ならではのスキルを磨く


 AIが進むからこそ、AIに代替されにくい「感情や思いやりが関わる仕事」が求められる時代になっていきます。コミュニケーション力、共感力、創造力といったスキルを意識して磨くことが、未来に備えることにつながります。

社以外の人ととも、つながりを広げる


 AIや機械化によって仕事の形が変わる中で、社外のネットワークや情報は大きな財産になります。実際、著者の池上氏自身も社外のつながりを活かしてフリーランスとして活動の幅を広げた経験を紹介していますし、

私自身も現在の仕事は、会社以外のつながりの延長で頂きましたので、著者の述べている本当にその通りだと感じます。異業種交流会に敢えて行ったことは無いですが、

会社以外の、小さなつながりを大切にすることで、思わぬチャンスや支えに出会えました。ほんの少しの勇気を出して、新しい場所にいって、新しい人々にも心を開いて交流する、これからも心掛けたいと思います。

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