ブラッシュアップライフ

「広い家から狭い家へ」引っ越して気づいた

私はこれまで、引っ越しを6回ほど経験してきました。
その中で一番印象的だったのが、「広い家から、半分くらいの広さの家」へ移ったときのこと。

引っ越しって、いやでも持ち物を全部一度“見つめ直す”、
実際は、時間も気力も足りないから、とにかく箱に詰めて運ぶことが最優先。

強制的な「断捨離」

でも今回は、広い家から狭い家に引越しなので、「スペース的にムリ!」ってものがいっぱい出てきました。イケアで買った大きなダイニングテーブルとか椅子とか。
入らないので、捨てるしかない。強制的に捨てた。

でも、これが意外とよかった。

・片付けがラク、探しものしなくなる(探す場所がない・・)
・模様替えを考えなくていい(そもそも家具の配置に選択肢がない)
・掃除も狭い範囲で済む
・そして、自由な時間が増える

びっくりするくらい、心が軽くなった。

「絶対に必要なモノ」って、そんなにない


人生に“絶対に必要なモノ”なんて、実はほとんどない。

服も本も食器も家具も、そんなにいらない。
「なんとなく持ってる」だけのモノがほとんど。
「いつか使うかも」は、たいてい“使わない”。

引っ越しがなかったら、今ごろ…

正直、あの引っ越しがなかったら、
今でも私は、モノの管理や掃除に追われて、毎日時間を奪われていたかもしれない。

「なんでこんなに忙しいんだろう?」って思ってたけど、
実は「家が広すぎた」「モノや洋服や本が多すぎた」ってだけだったんだなと気づけた。

そう思うと、あの引っ越しは単なる住まいの移動じゃなくて、
暮らしと心の整理整頓だった。

気づけて、本当によかった。

最終的にたどり着きたい暮らし

今の私は、ふとこんなふうに思っています。ビジネスホテルみたいな、シンプルな家に住みたい。

必要最低限の家具と家電がそろってて、快適に過ごせて、大きなお風呂に入れて、掃除も簡単で。
モノに悩まされない、移動もラク、住み替えも気軽にできるし、旅行も行きやすい。

そんな「身軽な暮らし」って、もしかしたらすごく豊かなのかもしれない。

広い家はたしかに魅力的。でも、自分にとっての「ちょうどいいサイズ」って、意外と狭かったりする。起きて半畳寝て一畳、って言葉が腑に落ちた。


そして、モノが少ない暮らしは、想像以上に気持ちいい。

もし今、引っ越しを考えていたり、モノに囲まれて疲れている人がいたら、
「狭い家への引っ越し」、ぜひ一度試してみてほしいです。

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