『Magic Tree House』シリーズは、英語多読を始めたい方にぴったりの児童書シリーズですが、30巻『Haunted Castle on Hallow's Eve』では、中世イギリス“ハロウィン前夜の不思議なお城”が舞台になります。
🏰 物語の中にそっと登場する「アーサー王伝説」
この巻では、こんな印象的な一節も登場します。
“It was set in the handle of the very sword King Arthur pulled from the stone many years ago. That’s how Arthur became king.”
それは、かつてアーサー王が石から引き抜いた剣の柄に収められていたものだった。そうしてアーサーは王になったのです。
英語圏の子どもたちなら誰もが知っているこの「剣と石」のエピソードは、まさにアーサー王伝説の原点です。こうした言葉にふれることで、単語だけでなく英語圏の共通認識・文化背景にも少しずつ親しんでいくことができます。
🧙♀️魔法の物語によく出てくる英単語10選
『Haunted Castle on Hallow’s Eve』には、魔法に関した英単語がたくさん登場します。英語の学び直しにもぴったりな語彙をピックアップしてみました。
英単語 | 日本語の意味 | 解説・イメージ |
---|---|---|
haunted | 幽霊が出る | haunted house(お化け屋敷) でおなじみ。幽霊の登場しそうな城が舞台です。 |
creature | 生き物(特に不思議な存在) | 魔法や冒険ファンタジーではおなじみの言葉。 |
raven | ワタリガラス | 黒くて不吉、でも知恵を象徴することもある神秘的な鳥。 |
summon | 呼び出す・召喚する | 魔法で何かを呼び出すときに使われる単語です。 |
disguise | 仮装・変装 | ハロウィンといえばこれ。子どもたちがよくするやつです。 |
invisible | 見えない | 魔法で姿を消すなど、幻想的な場面に登場します。 |
curse | 呪い | 物語の中心テーマの一つ。「城にかけられた呪い」がキーワード。 |
transform | 変身する | 人間が動物に変わったり、別の姿に変わる時の言葉。 |
enchanted | 魔法にかけられた | enchanted forest(魔法の森) のように使われ、幻想的な雰囲気を表します。 |
restore | 回復させる・元に戻す | 魔法や呪いが解けて「元の姿」に戻る、物語の終盤によく登場する語。 |