オンライン英会話を始めたとき、最初にぶつかる壁って、
「うまく話せなかった…」
「文法めちゃくちゃだった…」
「発音が通じなかった…」「もう頑張って続けなくたってAI翻訳に頼ればいいか」
っていう、“自分の完璧じゃなさ”に対する落ち込みじゃないでしょうか。
でも、ふと気づいたんです。オンライン英会話って、英語の練習じゃなくて“コミュニケーション”の練習なんだなって。
話が面白かったり、リアクションが良かったり、相手に「あなたと話すの楽しい!」と思わせる人って、不思議と英会話力もどんどん伸びていく。
一方で、正しい文法や発音にばかり意識が向いてしまうと、自分の顔の表情も硬くなるし、笑顔やジェスチャーも出なくなってします。
でもそれって、日本語でもよくあることですよね?言葉が多少つっかえても、笑顔やジェスチャー、ちょっとしたユーモアで「この人と話してると楽しい」と思う瞬間はたくさんある。
だから、英会話でも大切なのは「うまく話すこと」よりも「心を通わせようとすること」だと思うんです。たどたどしくてもいい。伝えようとするその姿勢こそが、本当の“会話力”を育ててくれる。
そして今は、翻訳アプリもAI翻訳もどんどん進化して、正しく早く訳すだけなら、とても簡単になってきました。
だからこそ、こう思うのです。“言葉を訳す”ことはAIでもできるけれど、「あなたともっと話したい」と思わせる会話は、人間にしかできない。
そのために必要なのは、完璧な文法でも、ネイティブのような発音でもない。正解がひとつしかない“英語のテスト”じゃないんだから。
必要なのは、**「あなた自身の言葉で、あなたらしく伝える力」**なんです。
オンライン英会話は、ただの語学レッスンじゃなくて、
「人とつながる力」を磨く場所。うまく話すよりも、心を込めて話すこと。それは日本語でも英語でも変わらない。
それが、AI時代に、英語学習を続ける理由。